TOP フォーラム 引きこもり支援について かつて引きこもりでしたが

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  • #1254
    motoki rei
    参加者

    今も、買い物など用事のある時には外に出ないので、ほぼ引きこもり状態ではあります。
    最初に引きこもりになったのは大学の時でしたが、近年では大学でも不登校と呼ぶみたいですね。

    引きこもりも不登校も、根本的な原因は同じだと私は考えています。
    それは「日本人の従来の価値観が、今の時代には合っていない」ということです。
    この価値観は生産活動=お金を稼ぐことにも表れていて、それが長期デフレの原因にもなりました。
    日本人の生産活動は労働に集中し過ぎでありかつ、学校教育も優秀な労働者を養成することに集中し過ぎであると、私は考えています。

    #1256
    motoki rei
    参加者

    この長期デフレ(失われた○十年)の原因の一つ「生産活動が労働に集中し過ぎ」ですが。
    その状態で、テクノロジーの進歩による「労働需要の減少」が起こりました。
    ネット通販が一般的になると、リアル小売店や卸売業者は以前ほど要らなくなります。
    スマホ一台で何でもできるから、固定電話だけでなく時計やデジカメ、ゲームその他要らなくなります。
    で、日本人はそのまま国内で別の仕事を探そうとしますが、これにより「労働者の供給過剰」が起こります。
    労働者の供給過剰が起こると、それが賃金の下落の一因になります。
    しなみに、スイスのような陸続きで国民が多言語を操れるような労働者は、国外に流出します。

    ただし、より直接的で最大のものは、合成の誤謬により起こったデフレスパイラルです。
    以下②~⑥を繰り返すもの。

    ① 労働の需要が下落し、労働者は供給過剰となる
    ② 労働者の賃金が下がり、使えるお金も下がる
    ③ 労働者が節約するので、物が売れなくなる
    ④ 売り手は価格を下げてでも売ろうとする(物価が下がる)
    ⑤ 下げた価格の中には、人件費が含まれる(賃金が下がる)
    ⑥ 上記②に戻り、繰り返す(繰り返す度に物価も賃金も下がっていく)

    失われた○十年のきっかけは、バブル崩壊時に金融政策の誤りがあったことも大きいです。
    恐ろしいことに、当時の日銀総裁はインフレ対策をしてしまったんですねー。真逆です真逆。
    当時は「インフレは怖い」かつ「デフレは机上の学問であり得ない」のが常識だったので。

    #1260
    Spica
    キーマスター

    デフレスパイラルは今も深刻な問題ですね。
    政府が最低賃金の引き上げで対策しようとしていますが、最低賃金を引き上げれば企業の負担も増えるので、結局また値上げに繋がりそうです。

    介護では国からの報酬が引き下げられて、更に最低賃金を上げるといった矛盾した政策で倒産する企業が後を絶ちません。
    働ける企業が少なくなれば残るのは大手の企業になりますが、大手が値上げしても誰も文句言えない状況になるでしょう。

    大手の雇用に恵まれない人は、更に引きこもっていきそうで不安ですね。
    引きこもり支援と話がズレたかも(汗

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