フォーラムへの返信

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  • 返信先: かつて引きこもりでしたが #1260
    Spica
    キーマスター

    デフレスパイラルは今も深刻な問題ですね。
    政府が最低賃金の引き上げで対策しようとしていますが、最低賃金を引き上げれば企業の負担も増えるので、結局また値上げに繋がりそうです。

    介護では国からの報酬が引き下げられて、更に最低賃金を上げるといった矛盾した政策で倒産する企業が後を絶ちません。
    働ける企業が少なくなれば残るのは大手の企業になりますが、大手が値上げしても誰も文句言えない状況になるでしょう。

    大手の雇用に恵まれない人は、更に引きこもっていきそうで不安ですね。
    引きこもり支援と話がズレたかも(汗

    返信先: 私は多分、持っています #1259
    Spica
    キーマスター

    私が内部研修用に作成した資料を貼っておきます。(古いので間違ってることも)

    ADHD(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)とは

    日本語で「注意欠陥/多動性障害」といい、自分をコントロールする力が弱く、それが行動面の問題となってあらわれる障害です。
    ADHDでは、①「不注意」、②「多動性」、③「衝動性」という、3つの症状が特徴的です。
    これらの要素の現れ方の傾向が人によって異なり、「不注意優勢型」「多動性・衝動性優勢型」「混合型」の3つのタイプに分類されます。
    ADHDの子どもは年齢や発達に不釣り合いな行動が多く、社会的な活動や学業に支障をきたすことがあり、小さい子どもであれば誰にでも見られるものなので、周囲の人に障害として理解されづらく、ただの乱暴者や親のしつけができていない子などと誤解を受けてしまうケースが多々あります。

    ①不注意(集中力がない・気が散りやすい)
    ○やりかけのまま放ってしまう
    ・本を最後まで読んだり、先生の話を最後まで聞いたりといったことが苦手、など
    ○学校の勉強などで、細かいところに注意が足りず、不注意なまちがいをする
    ・単純な計算ミスをしたり、文章を書くときに“点”や“はね”がぬけてしまう、など
    ○課題や活動に必要なものをなくしてしまう、忘れっぽい
    ・筆記用具を何度もなくす、誰かとの約束を忘れてすっぽかしてしまう、など
    ○課題や活動を順序よく行うことが難しい
    ・計画を立てたり、同時に2つ以上のことを行うことができない、など

    ②多動性(じっとしていられない・落ち着きがない)
    ○おしゃべりがやめられない
    ・静かにするように指示されてもコントロールができず、おしゃべりがやめられない、など
    ○定期的に体を動かさないと落ち着かない
    ・足を何度も組み直したり、いつも体のどこかを動かしている、など
    ○授業中など、座っていなければならないときに落ち着いて座っていることが難しい
    ・姿勢が悪い、授業中にずっと落書きをしている、など

    ③衝動性 (順番を待てない・考える前に実行してしまう)
    ○順番を待つのが難しい
    ・授業中、あてられていないのに答えてしまう、など
    ○ほかの子がしていることをさえぎったり、じゃまをしたりする
    ・いやがられているのにほかの子にちょっかいを出してしまう、など

    これらの症状があっても必ずADHDというわけではありません。
    学校や家で特にもめごとがなく、誰も困っていなければ、それは障害ではないのです。
    しかし、こうした症状があって、周りの人からトラブルメーカーだと思われてしまったり、あなたや家族、担任の先生、友達の誰かがいつも困っているならば、「ADHD」という障害と捉える事ができます。

    ■ADHD(注意欠陥多動性障害)の3つのタイプと特徴
    ADHDは、不注意・多動性・衝動性の現れ方の違いによって、以下の3つのタイプに分類されます。

    ①不注意優勢型
    「不注意」の特徴が最も強く現れ、「多動性」「衝動性」はあまりみられないタイプです。
    気が散りやすい、注意散漫、ぼーっとしやすい、忘れ物が多いなど特徴が見られます。
    おとなしく目立たないため、ADHDと気づかれにくい側面もあります。

    ②多動性・衝動性優勢型
    「多動性」「衝動性」が強く現れるタイプです。
    落ち着きがなく、授業中に立ち歩いたり、おしゃべりが止まらなかったりする特徴が見られます。
    衝動が抑えられず、ささいなことでカッとなりやすく、乱暴な子と捉えられやすい傾向があり、大人から怒られやすいと言えます。

    ③混合型
    「不注意」「多動性」「衝動性」のすべての特徴が現れるタイプです。
    ADHDのすべての特徴が現れるタイプで、どれが強く出るかは人によって異なります。
    忘れ物が多く、物をなくしやすい、落ち着きがなく、じっとしていられないなどの特徴が見られます。

    ■ADHD(注意欠陥多動性障害)によく見られる行動リスト
    ○落ち着きがなく注意を持続する事が難しい、または困難である。
    ・授業中立ち歩く、または途中でどこかに行ってしまう。

    ○気が散りやすい。集中力が続かない。
    ・与えられた課題の途中で、別のことに手を出してしまう。

    ○失くし物や忘れ物をしやすい。
    ・おもちゃや文具など失くし物や落し物が多い。
    ・宿題など忘れ物をすることがよくある。

    ○ルールが守れない。
    ・衝動を抑えることができない。
    ・待つことが苦手で順番を守ることができず、割り込みをしてしまう。

    ○理解できる指示をされても従おうとしない。
    ・「静かにしてください」と言われても静かにすることができず、おしゃべりを続けてしまう。
    ・「注目してください」と言われても注目できず、他に関心が移ってしまう。

    ○事前によく考えて行動できない。
    ・物事をぱっと見で判断してしまい、うっかりミスをしてしまうことがよくある。

    ■ADHD(注意欠陥多動性障害)の子どもとの接し方
    ADHDの子どもは自分に自信が持てずに、色々な方面で支障をきたしてしまうことが多々あります。
    その為、ADHDの子どもと接する際は、以下の点に注意して接することが必要です。

    ○よく褒める
    悪いことをした場合は叱ることも必要ですが、何よりも褒めることが大切です。
    こまめに褒めてあげましょう。

    ○才能を発見する
    ADHDの子どもは、自分の好きなことに関しては集中力を遺憾なく発揮することが多いです。
    子どもの才能を発見し、サポートしてあげれば才能を伸ばしていくことが期待できます。

    ○順序立てた行動を促す
    子どもが興味を持ったことからさせるようにします。
    ただし、ルールやマナーとして守るべきことは必ず守るよう指導していきます。

    ○不安の軽減を図る
    予定の変更は最小限とし、予測可能で安全な環境にします。
    また不意打ちなど、びっくりするようなことはしないように気をつけます。

    ○自覚させる
    どういった不注意で過ちをすることが多いかを見つけ、教えてあげます。

    ADHDの特性を理解しないままに、ただしつけを厳しくしても、症状を改善することはできません。
    ADHDの子どもの多くは、こうしなければいけない、これをしてはいけないといったことはわかってはいますが、刻々と変化する外部の刺激に飲み込まれて、どのように実行していくかを自分で計画することが困難です。
    そのために、環境設定と具体的な指示が必要であり、結果がうまくいけばしっかりと褒めることが大切なのです。

    ■上手に褒める
    ○気づいたらできるだけ早く褒める
    ・その場ですぐに褒めることが大切です。時間がたつと効果はかなり落ちてしまいます。
    ○子どもと目線をあわせ、自分の喜びをストレートに表現する
    ・微笑みを浮かべて、うれしさをあらわす声で、場合によっては抱きしめるなどして喜びの感情を表しましょう。
    ○トークンの活用(別資料:「トークンエコノミーシステム(トークンエコノミー法)とは?」参照)
    ・子どもが適切な行動をとれたら、シールやスタンプ、ポイント得点などのトークン(代用貨幣)をあげて、それを集めると好きな物や活動と交換できるようにするシステムをトークンエコノミーシステムといいます。長い歴史のある有効な手段です。

    ■好ましくない行動がみられたら
    ※叱ることは反抗を刺激するだけで、好ましい行動を導くことにはつながりません
    ○好ましくない行動がみられたら、注目せずに少し遠くで見守る(目をそらす、他のことをする)
    ・子ども自身を無視するのではなく、その行動を無視します。
    ・しばらく待って、好ましい行動をし始めたら、すかさず褒めます。
    ○興奮している場合は、まず落ち着かせる工夫を
    ・落ち着いたらそのことをほめ、「次はこうしてみたらどうかな」と代わりになる行動を示し、その成功を期待してあげましょう。

    ○指示は一度にひとつ、具体的に(その○○を下に置きなさい、など)
    ・「やめなさい」、「だめ」、「何度言ったらわかるの」などの叱り言葉には、何をどうしたらよいかという具体的指示は一切ありません。
    ・ADHDの子どもたちは指示の内容を理解はしても、どうしたらよいかをとっさに思いつくことができません。
    そのため、叱り言葉からはその場で求められる行動の正解にたどりつくことは難しいのです。
    叱り言葉は子どもの自信を失わせるだけで、成功体験にはつながりません。
    ○『近づいて』、『穏やかに』、『静かな声で』注意する
    ・遠くから大声で感情的に注意するのではなく、子どもに近づいて顔を見ながら、穏やかに、静かな(落ち着いた)声で話しかけます。
    ・指示を繰り返すときも、いらいらしたり声を荒げたりしないで、穏やかな口調のままで話します。

    ■具体的なお手本
    ○指示を具体化する(絵に描く、順番に必要なものを並べる、チェックリストを作成するなど)
    ・ADHDの子どもには、言葉による指示はなかなか伝わりにくいことがあります。
    ・視覚情報は受け入れやすいため、指示を具体化することは指導に有効です。

    ■集中力を高める方法、集中力を途切れさせない方法
    ○テレビやおもちゃなどの刺激物を排除する
    ・集中を求める場面では、周囲からの刺激を極力少なくするようにしましょう。
    ・例えばテレビがついていておもちゃも散乱している中で、学習するのはとても難しいのです。
    ○部屋の隅を利用した三角コーナーを学習の場所とする
    ・視覚的な刺激が入りにくく、集中力が求められる課題を行うには適した場所です。

    返信先: 私は多分、持っています #1258
    Spica
    キーマスター

    子どもの頃は「みんなADHD」と言いますよね。
    成長に伴って生活に困難を感じなければADHDでは無いという話もあります。
    ワークスペースが小さいという脳の機能的な話も聞きますが、こちらもメモを取るなどをで補えば大丈夫とも聞きます。
    (メガネと一緒ですね)

    もしADHDの特性で社会生活に困難が生じているのであればお医者様に相談するのが一番ですが、私は「個性」だと割り切ってしまうこともあります。

    私もADHDのような症状をたくさん持ってます(笑)

    返信先: おおっ! #1255
    Spica
    キーマスター

    テストありがとうございます!
    まだテスト中ですが色々と試してみますね。

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